自己防衛と対抗手段 『暗殺教室』の本領発揮
アニメで観ている『暗殺教室』が面白いよー。
第1話目で感じたとおり、やっぱり究極の『金八先生』だったよー。
今回観た第5話。
殺せんせー、いや、『暗殺教室』の本領発揮を目の当たりにしました。
落ちこぼれのE組は、成績優秀な他の生徒から蔑みの目で見られている。
殺せんせーの特徴をメモしている青い髪をした渚君が、他組の生徒に絡まれるシーン。
他組の生徒はE組の生徒たちが、(殺せんせーのおかげで)なんだか楽しげなのが気に入らない。
「調子に乗るなよ」「殺すぞ」と釘を刺す他組の生徒に対して、
渚君は、「本気で殺そうと思ったこともないくせに」と凄む。
異様な空気を感じ取った他組の生徒はその場にへたり込んでしまい、
渚君は、眼中にないといったふうにその場を立ち去る。
(ちょっとうろ覚えなので、やりとりの正確性は曖昧だけど)
殺せんせーを殺そうとすることが、実は自分自身を鍛え、生きる覚悟を生んでいる。
死を知る・感じることは、生きるチカラを生む。
対抗することが自己防衛につながる。
このシーンを見た時、弱肉強食のサバンナを思いました。
食うか食われるか、生きるか死ぬか。
生きるためには殺されてはならない。
生きるためには強くならねばならない。
さらに、理科が得意だけど、言語能力に劣るメガネっこの奥田さんの話もイイ。
彼女は、殺せんせーに向かって、「毒を飲んでください」とストレートに言い放つ。
殺せんせーは「はい、そうですか」と飲み干してしまう(笑)。
でも殺せんせーは死なない。
さらには、殺せんせー自身が毒の作り方を付き添いで教えるという、なんとも“どんと来い”な展開に。
再度、作った毒を飲んでもらうけれど、暗殺は失敗に。
この時、殺せんせーは、E組の他の生徒に「君だったらどうする?」と問いかけます。
その生徒は、言葉巧みにだますと言う。
殺せんせーも同意する。
殺せんせーは、奥田さんに、得意な理科を活かすためには国語(言語能力)も磨かないといけませんと言う。バランスが大事だと言います。
生徒の行動を全部受け止める。
丁寧な言葉で優しくアドバイスする。
パーフェクトな回答にますますのめり込んでしまいそうです。
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