目標を失った人間が求めるもの 「ザ・ボイス」青山繁晴さん
先日、特に若者が目標を失っている話があったけど、
それにつながる話をニッポン放送「ザ・ボイス」(2015.02.26)で青山繁晴さんが語っていた。
少年少女の再犯率が最も高くなったというニュースを受けて。
少年少女が目標がなくなったとき、何に惹かれるか。
それは「暴力」だという。
目標を失った人間には、暴力ほど説得力を持つものはない。暴力ほど明々白々なものはない。暴力ほど裏切らないものはない。
巷を騒がせている、両手を結束バンドで縛られ首を切られた川崎の中1殺害事件も、ISIS日本人人質事件に影響を受けているだろうと語られていました。
暴力が持つ悪魔的な吸引力は、努力しても無駄と思っているような目標を失った人間には説得力を持ってしまう。そして陰惨な事件を生んでしまう。
その問題に向き合うには、暴力に強い大人、暴力に負けない大人が不可欠。
そう考えると、『暗殺教室』の殺せんせーは本当に理想の大人なんだけどね。
ザ・ボイス そこまで言うか! - AMラジオ 1242 ニッポン放送
- 作者: 松井優征
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2012/11/02
- メディア: コミック
- 購入: 5人 クリック: 392回
- この商品を含むブログ (123件) を見る