りすたと!

リスタートするための第一歩。

ダメな時期ほどやり続ける 『中井貴一×糸井重里 SWITCHインタビュー 達人達』

NHK教育中井貴一×糸井重里 SWITCHインタビュー 達人達』で、俳優の中井貴一さんが時代劇について語っていた際の、こんな言葉に反応しました。

中井さんが近年意識的に取り組んでいるという時代劇。
時代劇はダメと言われている。興行的にも厳しいから仕事を受けるのはリスキー。
良いものを作ろうとしていて現場も盛り上がるけれど、最後には数字が問われてしまう。
しかし、彼はある危機感を持っているようです。

「一番怖いのはやめてしまうこと。作る努力をしなくなること」
「受け継いできたものが途絶えてしまう、再び時代劇ブームが来たとしても再興するのは不可能になってしまう」
「ダメな時期ほどやり続けることが大事」

例えば、煙管の吸い方仕草ひとつとっても、誰かがそのことについて考えていないとなくなってしまう。
「それ、何の足しになるんですか?」というようなことを考えてくれる人たちがいてくれることが大事だと言ってました。
撮影所のスタッフたちの熱さが、中井さんを駆り立てるようです。
人が大事。
本当その通り。

時代劇でなくとも、苦難にあるときの言葉として良いなぁと思いました。