青山繁晴さんが吠える原発避難計画のダメさ
民間シンクタンク独立総合研究所の代表を務める青山繁晴さんがニッポン放送「ザ・ボイス」(2015.02.12)にて、高浜原発が安全性基準の審査証を受けたというニュースに吠えてました。
テロ対策について長年関わってきた青山さんは、原子力発電所としての安全性は高くなっているけれど、避難計画がちゃんとできてないことを指摘。
3.11では、避難のずさんさゆえ、無茶な避難をして、高齢者が透析を受けられなくなって死亡してしまうような災害関連死が多かった。
震災当時、原発からあたかも同心円で放射線が拡散するかのような仮定で避難させるような無茶ぶり。
原子力規制委員会は地震に対して大丈夫だと言う。
しかし、人を守る・救うためには、地震にだけ強くても意味がない。
青山さんが運営しているいち民間会社の独立総合研究所が調査しているけれど、公的機関がしっかりしてないっていうのはかなりヤバイ。
国が仕切らないと何も進まない。
正直、テロで飛行機が原発に突っ込むリスクに対して、危機管理がどこまで徹底されているのか訊きたいものです。
