りすたと!

リスタートするための第一歩。

セックスレス解消の切り札とは?

宮台真司さんがTBSラジオ荒川強啓デイキャッチ」(2015.02.13)で、セックスレスについて語っていました。

日本家族計画協会が発表した統計によると、既婚者の44.6%が(1か月以上の)セックスレス。 10年前の31.9%と比べて、どうやら増えているらしいと。
しかも、センシティブな話題のため、ネガティブなことは答えにくいから、バイアスがかかるので、実際はもっと多いだろうと。

アメリカなどのアングロサクソン系は、夫婦中心主義。
夜9時以降は夫婦の時間。寝室には入っちゃダメ。なんとか夫婦の空間を作ろうとする。

一方、日本は核家族、子供中心主義。
夫婦の時間、夫婦の空間がない・少ない。

宮台さんは、セックスをすることが大事というより、夫婦の時間を作ることが大事と語っていました。

さらに、若い人たちの価値観が変わってきたことにも言及。
深い関係に入りたくない、それよりも重要な優先順位を持つ何かがあるという。
さらに、めまい(忘我)を避ける傾向にあり、セックスはそれにあたるため、俗に言う草食系が増えていると。

人間としての本能がなくならないかぎり、大丈夫と私は思っています。
みんな、なんだかんだ言って、好きですよ。ゼッタイ。
問題は、その努力をしないことなんじゃないかと。あきらめ、諦観、閉じこもり、面倒くさがり。
そういう遺伝子は淘汰されるんでしょうね。

隠語というかオブラート的に「関係を持つ」と言うけれど、まさに関係をつなぐことですよね。
関係を密にすると、自然と関係を持つようになるんだと思います。