りすたと!

リスタートするための第一歩。

放送室の革命 浦沢直樹出演「ゴロウ・デラックス」

20世紀少年』を読了したおかげで、録画したもののずっとロックを掛けておいた浦沢直樹先生の出演していたテレビ「爆笑問題のニッポンの教養(2009.9.8)」と「ゴロウ・デラックス(2013.5.16)」をようやく見た。
まったくいつの話をしてるんだって感じだけどね。
(・∀・)

 

彼の仕事場にテレビカメラが入って、トークするっていう内容。
面白いなと思ったのは、小室哲哉との関係。

 

なんでも、『20世紀少年』に感銘を受けた小室からファンレター(?)を受け取ったと。
その手紙には、小室の少年時代に過ごしていた様子が思い起こされて云々っていう内容。
実は、小室は浦沢の同じ中学校で1コ上の先輩にあたるらしいが、小室本人はそれを知らなかったらしく、浦沢はそのことを返信。すると、小室からメアド交換を打診され一緒に飲んだらしい。

 

で、後日談として、当時中学生の浦沢は放送室でT-REXを掛けてくれと頼んで、実際に放送されたが誰も気づかなかったんだって。まさしくケンジの状況だった。やっぱり実体験なんだと思った。

 

そして!
当時小室が下校中に友人と、「今日の昼、T-REX掛かってたよね」っていう話をしたということを思い出したっていう。
まさに『20世紀少年』を地で行く話だよね。スゴイ。

 

ちなみに、私もこの作品を読んでいる時に、中学校時代、放送室で『Back to the future』のサントラCDをダビングしたカセットテープを流したなぁと思い出しながら読んでた。
幸か不幸か、先生から「良いの掛かってるね」と言っていたと伝え聞いた。もしくは、直接聞いた(詳しく覚えてない)。

 

浦沢先生も、「何か起こる、革命を起こしてやる」っていう意気込みで曲をかけてもらったらしい。
私も似たような思いでサントラを放送室で流したので、なんかすごく親近感のわく話で嬉しかった。

 

こういう裏話って各所でされてるんだろうか?
私は文庫本派なので、週刊の連載でそういうのが載ってたらなかなか追えないなぁと。

 

にしても、『20世紀少年』は映画化もされたし、改めて社会現象だったなと思いました。