りすたと!

リスタートするための第一歩。

チュニジア観光客襲撃テロの狙い アラブの春以降

痛ましいテロが起きてしまった。
チュニジアの博物館で、武装したテロリストが銃を乱射し、日本人3人を含む19人が死亡というニュース。
日本人が巻き込まれると身近に感じてしまうのは否めない。
またか、と。

ニッポン放送「ザ・ボイス」で青山繁晴さんは、こんなことを語っていた。

まだはっきりしたことは分からないが、シリア、イラクで押し込まれているISISが、別の地域アフリカで行動を起こして、スンニ派のISISシーア派との戦いだと過激派に呼びかけている可能性。

2011年、アラブの春
その発端がチュニジア

その後、独裁政権から民主主義へといううねりが他国にも連鎖した。
しかし、混乱だけが残った。

そんな中、チュニジアだけがうまくいき、選挙をして民主主義に基づく政府が誕生したばかり。
チュニジアは観光立国で、さあこれからだ、という時を狙われた。

民主化したチュニジアで、過激派が「民主化なんかしたら、こういうことになるぞ」と示したという見方を語っていた。 たった1回のテロで、チュニジアの行き先に暗雲が立ち込めるという、したたかな悪知恵。

創造は大変だけど、破壊は一瞬。

チュニジア国民にはなんとか頑張ってもらいたい。