りすたと!

リスタートするための第一歩。

バンビーノのリズムネタ「ダンソン」のゲーム的感覚

「ラッスンゴレライ」を完コピ丸パクリしたオリラジをYouTubeで見てたら、バンビーノの「ダンソン」というリズムネタに辿り着いた。
正直知らなかった。小中学生に人気らしい。

なんとか族という種族が辺境の地に住んでいるという設定で、そのなんとか族の人物は舞台上で突然軽快なリズムで不思議な踊りを踊りだし、獲物をひきつけたうえで仕留める。
仕留めた瞬間高らかなサウンドが鳴り、獲物を舞台上手に引きずっていく。

再び、なんとか族は舞台中央へ。
獲物を見つけ、不思議な踊りで引きつけようとする。
しかし、獲物も簡単に捕まるわけではなく、なんとか族も異なる踊りで応戦し、最終的に仕留める。

これを何回か繰り返し、奇妙な不条理的なおかしみを感じさせるというコントだった。

獲物を捕らえる、別の獲物が登場する、新たな手段で獲物を捕らえる、少しずつ変化を加えて獲物を捕らえる、あたかもステージクリアのようなシーンが連続する。
獲物を捕らえた際の高らかなファンファーレはまさしくステージクリア。
見ている側のカタルシスを適度に積み重ねていく。
ゲーミフィケーションをお笑いでやってた感じ。

ちょっと硬い真面目な話になるけれど、未開の民族、異文化を笑う感覚は、あんまり褒められたものではない。
やや幼稚さを感じてしまった。

それにしても、リズムネタはインパクト重視で耳に残るから、反則技な気もするね。
まあ結局は面白ければ良いのだけど。